水系サンプルを使用した際にシリンジの動きが悪くなる要因やその対処法は?
多くの場合は、サンプルに含まれる夾雑物がガラスバレルに付着することによって動きが悪くなると考えられます。
水系サンプルを使用されている場合、有機溶剤で洗浄する前に、純水等の水で数回(5回以上)洗浄することを推奨しています。
水系サンプルの使用直後に有機溶剤で洗浄した場合、残っていたサンプルが沈殿し、ガラスバレル内に残るリスクが高まります。
適切に洗浄してもうまくいかない場合、ガスタイトシリンジを試してみることを提案する場合もあります。
この場合、ガラスバレル内をPTFEがぬぐうように動作するため、ガラスバレル内に汚れが付きにくくなる場合があります。
ただし、PTFEは摩耗しますので、寿命に関してはケースバイケースになります。
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