2024年4月に施行された労働安全衛生法の一部改正により化学物質の管理が大きく見直され、労働者の健康を守るためにより厳しい管理が必要となります。
事業者の義務として定められている措置の中には、労働者がばく露される程度を最小限度に抑えることなどがあります。
島津ジーエルシーでは化学物質を安全に取り扱うための最適なソリューションをご提案いたします!
ばく露とは? 化学物質によるばく露を軽減するために
化学物質には様々な危険有害性が存在します。それらを含んだガスや蒸気、粉じんなどの粒子状物質が空気中に飛散し人体に付着、吸引することで体内へ吸収してしまうことを「ばく露」といいます。
化学物質のばく露による人体への悪影響を防ぐため労働安全衛生法ではばく露を最小限に抑えるための対策義務があります。
作業者の身を守るための保護具の着用はもちろんのことですが、空気中に飛散する化学物質を軽減することも大切です。
そこで島津ジーエルシーがご紹介する製品がラボの労働安全衛生環境改善につながる、S.C.A.T社製のラボセーフティグッズです。
下記の図表はセーフティキャップを着用していないアセトニトリルが入ったボトルとメタノールが入ったボトル、セーフティキャップを着用したボトルそれぞれの溶媒の体積変化を示したものです。(S.C.A.T社カタログより抜粋)
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溶媒体積の減少分だけ実験室中への拡散が発生していることになり、図表からもセーフティキャップの着用により溶媒排出が低減できることは明らかです。この結果はセーフティキャップによりばく露を低減し、作業者を健康リスクから守ることにも繋がります。
安心できるラボの労働安全衛生環境を確保でき、規制への対策もバッチリ!
交換時期目安がわかるインジケータ付きなので購入スケジュールも立てやすくなっています。
話題のPFAS分析に対応した製品もラインナップ
有機フッ素化合物の総称である『PFAS (Per- and Polyfluoroalkyl Substances)』と呼ばれる化合物は非常に多くの種類があるため、毒性や人体への影響については、解明されていない部分が多く、現在も調査・研究が進められています。
S.C.A.T社製のラボセーフティグッズには、このPFAS分析に対応した製品もラインナップしています。
P/N | 品名 | チューブコネクタ外径 | チューブコネクタ口数 | ネジ口規格 |
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307019-PP | セーフティキャップ I (PFAS Analytic) | 1.6mm ~ 3.2mm | 1 | GL45 |
307410-PP | セーフティキャップ IV (PFAS Analytic) | 1.6mm ~ 3.2mm | 4 | GL45 |
S.C.A.T社製ラボセーフティグッズ
島津ジーエルシーではご紹介した製品のほかにも多数S.C.A.T社製品を取り扱っております。
詳細な製品情報やラインナップは製品ページを是非ご確認ください!製品ページに掲載がないものに関しましてはお気軽にお問い合わせください!