SHIMSEN Styra SPE - 特長
SGLC社製品固相抽出製品
固相選択方法
- 固相の種類は、保持メカニズムの違いにより、逆相、順相、イオン交換に分けられます。
目的化合物の特性と類似している固相を選択することが、SPEにおける固相選択の一般的な考え方です。
また、目的化合物以外にも妨害物質の特性や使用溶媒の溶出力についても考慮する必要があります。
保持メカニズム
SPE固相種類 | 目的化合物 | 妨害物質 | メカニズム |
---|---|---|---|
逆相 | 無極性化合物 | 極性化合物 | 逆相充填剤は、無極性(疎水性)の保持メカニズムを使用して、 極性溶媒から無極性の目的化合物を抽出するために使用 |
順相 | 極性化合物 | 無極性化合物 | 順相充填剤は、極性(親水性)の保持メカニズムを使用して、 無極性溶媒から極性の目的化合物を抽出するために使用 |
イオン交換 | イオン性化合物 | 水溶性化合物、無極性化合物、など | イオン交換充填剤は、イオン交換の保持メカニズムを使用して、 極性溶媒からイオン性の目的化合物を抽出するために使用 |
ミックスモード | 無極性のイオン性化合物 | 水溶性化合物、無極性化合物、など | ミックスモード充填剤は、非極性とイオン交換の保持メカニズムを使用して、 極性もしくは無極性溶媒からイオン性の目的化合物を抽出するために使用 |
パッキング
製品は空気を抜いた袋に少量ずつ小分けされ、空気による劣化を軽減し、製品同士が干渉することも防ぎます。
※画像は一例です。製品によって状態や本数が異なります。