島津製作所製HPLCカラムShim-pack Gシリーズ ジョイント形式統一のご案内

  • お知らせ

このたび、弊社取扱い島津製作所製HPLCカラム「Shim-pack Gシリーズ」につきまして、ジョイント部分の形式が統一されますので、ご案内申し上げます。

  • 実施日:2021年4月受注分より変更品供給開始
  • 対象製品:弊社取扱い島津製作所製HPLCカラム「Shim-pack Gシリーズ」 (ウォーターズオシネ型(W型)の製品)

【変更前】
Shim-pack Gシリーズ 耐圧50 MPa未満の全HPLC用カラム 耐圧50 MPaの内径4.6 mm HPLC用カラム →ウォーターズオシネ型(W型)ただし上記のメタルフリーカラムはパーカー型(HSS型) 上記以外 HSS型
【変更後】
Shim-pack Gシリーズ全品目(ガードカラムを含む全てのHPLC用カラム) →HSS型


変更点

ジョイント変更後のラベルデザイン

ジョイント変更後のカラムが供給された場合、下記の様にラベルに(HSS)と記載されます。 ジョイント変更後のカラムが納入されているかどうかの参考にしてください。

ラベル変更点

配管タイプとカラム側ジョイントが一致していない時の対応について

  • フェルール等の位置が動く配管の場合(PEEK配管とPEEKコネクターの組み合わせなど)
  • まず、コネクターの位置を動かし、フェルールの先に配管が長め(5 mm程度)に出ている状態にします(B)。そのままお使いになるカラムのジョイント部に配管を押し込み、配管の先端がジョイント部に接している状態を維持しながらコネクターを締め込みます(C)。こうすることで、お使いになるカラムに合った位置でフェルールが改めて固定され(D)、正常なデータを取得することができます。
  • 対応①
  • フェルール等の位置が動かない場合(金属製のフェルールや、PTFE配管を使用している場合など)
  • 同じフェルールを使用することはできないので、配管の先端のみを切断するか、配管ごと交換する必要があります。配管の材質がPEEKやPTFEの場合には以下の図の様に、ハンディカッターなどを使用してコネクター周辺の配管を切断し、お使いになるカラムを新しいコネクターで接続するようお願いいたします。

対応①

金属製配管の場合にはきれいに切断することが非常に難しいため、配管ごと交換することをお薦めいたします。その配管の、カラムとは逆側の先端がどの部分に接続されているかを確認し、適切な長さの配管を新たにご用意ください。 その際には、フェルールを使用せずに接続可能で全てのジョイント形状に対応可能なタイプのコネクターと高耐圧の配管とが一体型になっている、Nexlockなども便利です。

ガードカラムのホルダー形状変更

ガードカラムホルダーの形状を小さくしました。 ガイドパッキンを廃止して、SUS製ネジとフェルールが付属します。 変更はガードカラムホルダー形状のみであり、内部のカートリッジ取り付け部分に関しては変更していません。どちらのガードカラムホルダーでも引き続きカートリッジは使用可能です。 推奨使用圧力が20 MPa以下の汎用カートリッジ用のガードカラムホルダー形状につきましては変更ございません。

カートリッジガードカラムホルダの形状

用途 変更前 変更後
接続形式 形状 接続形式 形状
UHPLCカートリッジガードホルダ(50/80MPa) 接続形式 形状 接続形式 形状
汎用カートリッジガードホルダ(20MPa) 接続形式 形状 変更なし