※Shim-packシリーズの主要な逆相カラムシリーズをご紹介しております。イオン交換、SEC、イオンクロマトグラフィー、SFC 用等のカラムもございますので製品ページをご確認いただくか、ご不明な点等ございましたら弊社までお気軽にお問い合わせください。
~ おすすめトピックス ~
基材 | 機械強度 (耐圧/分離に影響) |
理論段数 (分離に影響) |
シラノール活性 (塩基性化合物テーリング) |
一般的な使用pH 範囲 (カラムの化学的耐久性に影響) |
有機溶媒耐性 | シリーズ |
---|---|---|---|---|---|---|
有機シリカハイブリッド | 高 | 高 | 低 | 1~12 | 高 | Shim-pack Scepter |
シリカゲル | 高 | 高 | 多様 | 2~8 | 高 | Shim-pack Gシリーズ Shim-pack Arata Shim-pack Velox 他 |
ポリマー | 低 | 低 | NA | 0~14 | 多様 |
★シリーズ名をクリックすると製品ページへリンクします。
Shim-pack C18・C8・C4 カラムの疎水性保持力と疎水性差認識能の関係
- 図は、各カラムの疎水性保持力と疎水性差認識能をプロットしたものです。
炭素鎖長の異なる C4、C8、C18 のカラムで比較すると、炭素鎖長が短くなるほど、疎水性差認識能と疎水性保持力が低い傾向があります。また、C18 カラム間で比較を行うと、疎水性保持力がそれぞれのカラムで大きく異なっていることがわかります。
これは各カラムの特徴によるもので、例えば、高速分析用途向けの Shim-pack GISS C18 やコアシェルカラムの Shim-pack Velox C18、Velox SP-C18といったカラムは疎水性保持力の小さいカラムです。
カラム選定の際、Shim-pack GIST C18 を使用していた時、分析条件を変えても分離が困難な場合、保持を小さくする際、Shim-pack GISS C18 やコアシェルシリカのShim-pack Velox C18、Velox SP-C18といったカラム、もしくはC8 カラムや C4 カラムの使用を検討します。
一方、Shim-pack GIST C18よりも保持を高める際はShim-pack Scepter HD-C18-80 の使用を検討します。Shim-packとしてラインナップされている C18 の中でも、充填剤が異なると分離挙動は大きく異なります。
したがって、HPLC 分析においてメソッド開発をする際、同じ官能基であっても充填剤シリーズの異なるカラムの使用の検討は効果的です。
ただし、実際の分析では分析条件や化合物との相性により、基本的なカラム特性を把握していても予測困難な分離が得られるケースがあります。
選定が困難な場合は、お気軽にお問い合わせください。
Shim-packメソッド開発用カラムキット
LCカラム選定の成功率を上げるためのカラムセットをまとめたShim-pack メソッド開発キットのご紹介です。
迷いがちな選定はこのカラムセットがあれば安心です。
本カラムキット紹介ページでは、資料(PDF)のダウンロード、価格情報などがご確認いただけます。
不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
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