ゴーストピークについて質問です。移動相を通液しているだけ(空打ち)で複数のピークが確認できます。移動相は都度調製するようにしているのですが、他に改善策があれば教えてください。

移動相クリーニング機能付きのサクションフィルタ、またはインジェクションバルブの手前に装着して使用できる移動相中の有機化合物をトラップするインラインフィルターがあります。

移動相由来のゴーストピークはシステム洗浄やカラム洗浄を行なっても繰り返し発生してしまいます。移動相に使用している有機溶媒・水・試薬中の夾雑物が主な要因なので移動相をある程度綺麗にするしかありません。 例えば、逆相条件でC18カラムに保持できるような移動相中の夾雑物はゴーストピークとして検出される可能性があります(夾雑物の濃度によります)。 移動相クリーニング機能付きサクションフィルタ「GLC Suction Filter 2」は、LC装置の最上流部で夾雑成分を除去するため、実験室環境中から分析系へのコンタミネーションの防止を期待でき、システム全体をクリーンに保ちます。 または、グラジエントミキサとオートサンプラとの間に「ゴーストラップDS」を取り付けることで移動相由来の夾雑物だけでなく配管やグラジエントミキサ由来の夾雑物もトラップすることができます。

※本製品によって全ての不純物が除去できるわけではありませんので予めご了承ください。ご使用の際には、注意点をご確認ください。

GLC Suction Filter 2製品ページは【こちら】
ゴーストトラップDS製品ページは【こちら】

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