多環芳香族炭化水素の分離分析に適したカラムはどんなものになるのでしょうか?

C18系のカラムであればC18基の結合様式がポリメリックタイプのものをお薦めします。

一般的にポリメリックタイプのカラムはモノメリックタイプのカラムに比べて官能基密度が高いために平面/非平面の認識能が高く立体選択性に優れています。 このようなカラムを用いることで立体構造は異なるが疎水性が近しく通常のC18では困難な化合物の分離や構造異性体の分離に効力を発揮します。 お薦めのポリメリックタイプのカラムとしては全多孔性充填剤のShim-pack GIS C18-Pとコアシェル充填剤のKinetex PAHになります。

Kinetex PAHを用いた多環芳香族炭化水素の分析例

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