カラムのコンディショニング方法を教えてください。
- カラムの注入口側にフェラルを通し、カラムを約2cmカットします。
- カラムを注入口側に接続し、適切な流量・入口圧でキャリヤガスを流し、室温にてカラム内を十分に置換します。例えば、25-30mのカラムで最低5分、50-60mのカラムで10分間必要です。
- カラムの最高使用温度以下で注入口温度を設定し、検出器側もカラムを取り付けます。検出器ガスと温度を適切に設定します。
- キャリヤガス流量のほか、スプリットベント、セプタムパージなど、全ての流量が適切であることを確認します。
- カラムに保持されない化合物を注入することで、ピーク形状をもとにカラムが適切に取り付けられていることを確認します。ホールドアップタイムを適切にするため、キャリヤガス流量を調整します。
- 分析条件のカラム使用温度より20℃高い温度(※)にて、1時間エイジングを行います。
※最高使用温度を超えないようにしてください。 - カラムと装置の状態を確認するために、既知の標準液、またはカラムテストミックスでの分析を行います。