不活性度が高くかつ極性化合物の保持が改善
逆相系カラムで幅広い選択性を出せるラインナップを揃えたいのですが、選択の基準を教えて下さい。
カラムの選択性を考える際には以下の6つのファクターを目安にできます。
項目ごとに試験法があり、その結果に基づいて数値化しています。 これらを基準にすれば特性の近しいカラム・特性の離れたカラムを選択できます。 島津製作所のLCカラムShim-pack Gシリーズでは各項目をレーダーチャート化することでカラム選択をし易くしています。 下記レーダーチャートの形状・位置・エリアの広さがより離れたものを選べば選択性も異なってきます。以下に幅広い選択性を有するカラムラインナップを揃えた一例を示します。
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立体選択性に優れ構造異性体などの分離に有効
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π-π相互作用が強く働くので芳香族化合物の分離に
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表面積をあえて小さくする事で分析時間・平衡化の短縮に繋がる
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極性相互作用を利用した保持・分離が可能に
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π-π相互作用と疎水性相互作用を利用できる