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島津ジーエルシー社製オリジナル 特殊コーティングポリプロピレン(PP)製バイアル
TORAST-H™ Bio Vial

TORAST-H™シリーズとは

島津ジーエルシーが最新の技術を取り入れ実使用に近い条件で性能評価・検証したハイエンド消耗品シリーズの名称です。

ペプチド・塩基性化合物が極めて低吸着なバイアル

ペプチドがバイアルに吸着する主なメカニズムは、疎水的吸着及びイオン的吸着と言われています。ガラス製バイアルでは主にガラス表面のシラノールとのイオン的吸着が、一方、ポリプロピレン( P P ) 等のポリマー製バイアルでは主にポリマーとの疎水的吸着が生じます。ペプチドを分析されている方の間では、この双方の吸着に対して抑制効果のあるバイ アルの登場が切望されているのではないでしょうか。
 今回、島津ジーエルシーでは、ポリマー製バイアルに特殊コーティングを施したペプチド低吸着バイアルを開発しました。このバイアルは塩基性、酸性及び中性化合物に対し極めて不活性度が高いという結果が得られています。特に濃度の低い試料をお取扱いになることが多いL C 及びLC/MS(/MS) ユーザー様、ぜひ一度お試しください。

Myoglobin(≒1.9 pmol/mL)のトリプシン消化物による吸着試験

保持時間が、約7〜8分に検出される極性の高いペプチドは主にガラス製バイアルへ、また約12〜16分に検出される疎水性の高いペプチドは主にPP製バイアルへ吸着している現象が、それぞれ確認されました。

極性の高いペプチドは、ガラス製バイアルのシラノールに特異的に吸着(イオン的吸着)したものと考えられます。尚、保持時間約7.38分、7.8分のピークでは、ガラス製バイアルは新開発したTORAST-H Bio バイアルに比べ、約60%ロスしています(面積値比較)。

一方、疎水性の高いペプチドはPP製バイアルに特異的に吸着(疎水的吸着)したものと考えられます。保持時間約12.25、13.25、15.60及び15.85分のピークにおいて、PP製バイアルでは顕著な吸着現象によりピークがほとんど確認できませんでした
(ほぼ100%ロス)。新開発したTORAST-H Bioバイアルでは、ピーク検出が可能となりました。

BSA(≒50μg/mL)のトリプシン消化物による吸着試験

BSAにおいてもミオグロビンの結果と同様に、保持時間約11.5〜18分に検出されているピークについて、
PP製及びガラス製バイアルへの顕著な吸着現象が確認されました。

塩基性化合物による吸着試験

塩基性化合物による吸着試験では、いずれの化合物においてもTORAST-H Bio バイアルが最も回収率の高い結果を示しました。尚、カッコ内の数値は、TORAST-H Bio バイアルを100%とした時の回収率です。

資料

TORAST-H Bio Vial 価格表

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P/N 品名 詳細 標準価格 購入 数量
GLCTV-H-BIO TORAST-H Bio Vial
 仕様 PPバイアル、キャップ付き
 容量 300 μL
 入数 100
\18,000

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